みなさん、こんにちは。いもむし・むいむいです。今回はウズベキスタンとトルクメニスタンのトイレに関する注意事項についてご紹介します。
話題が話題なので汚い話になりますが、いずれの国でも日本とは状況が異なりますので、参考になれば幸いです。
ウズベキスタンとトルクメニスタン
ウズベキスタンとトルクメニスタンはともに中央アジアにある国です。
ウズベキスタンは「青の都」サマルカンドをはじめ、ブルータイルのモスクなどが観光名所となっています。日本からは成田からウズベキスタン航空に乗るか、アシアナ航空で韓国の仁川経由で首都のタシケントまで行けます。
トルクメニスタンは国土のほとんどが砂漠で、砂漠のど真ん中にある地獄の門が観光地として有名です。
日本からだと、タイのスワンナプーム、マレーシアのクアラルンプール、ベトナムのホーチミン又はトルコのイスタンブール経由で首都のアシハバードまで行くか、ウズベキスタンから陸路で入国できます。
ウズベキスタンのトイレ事情
ウズベキスタンのトイレを使う上で注意が必要なことは以下の通りです。
- 無料トイレと有料トイレがある
- トイレットペーパーはトイレの中のくずカゴに入れる
- 和式トイレはドアに向かい合う形で使う
無料トイレと有料トイレがある
ヨーロッパなど他の地域でもたまに見かけますが、場所によってはトイレは有料です。
私が経験した限りですが、空港のトイレと鉄道の駅のトイレは無料でした。一方、観光地の公衆トイレは基本的に有料でした。レストランのトイレは店によって無料の所と有料の所がありました。
有料のトイレの場合は入口に金額が書かれており、だいたい1回2000~5000スムでした。トイレ代としてスムの小額紙幣をキープしておくことをおすすめします。
皮肉なのですが、無料トイレより有料トイレの方が汚かったり、設備が整っていない傾向でした。
設備が整っていないというのは以下のような感じです。
- トイレットペーパーがない
- 和式
汚いトイレだと、上記+ハエがたかっている+臭いという感じです。ただ、私が経験したトイレはすべて水洗トイレでした。
トイレットペーパーはトイレの中のくずカゴに入れる
私が使ったトイレのうち、6割くらいはトイレットペーパーが備え付けられていましたが、いずれもトイレットペーパーはトイレの中のくずカゴに入れる形式でした。
水に溶けるタイプのペーパーではなく、トイレに流すと詰まってしまいますので、トイレットペーパーをトイレに流してはいけません。
私は気になりませんでしたが、肌触りは日本のトイレットペーパーより若干ゴワゴワしています。気になるようでしたら、日本からトイレットペーパーを持って行っても良いかもしれません。
日本からトイレットペーパーを持っていく場合は、ペーパーは水に流してもらっても大丈夫です。(きちんと水に溶けることを確認しました)
和式トイレはドアに向かい合う形で使う
特に有料トイレでは和式トイレが多かったです。(無料トイレも一部和式でした)
基本的に日本の和式トイレと同じなのですが、水の流れ方の関係で、ドアに向かい合う形で使わないと流れるものも流れないという事態が発生してしまいます。またがる方向だけ注意しましょう。
また、ボトムスは和式トイレを使うときに床に擦りにくいものを履くことをおすすめします。イスラム教の国なので、女性は体のラインが出ないゆったりしたシルエットの服が望ましいのですが、そのような服は得てしてトイレの時に床に擦りやすいので、工夫は必要かもしれません。
私は基本的にワイドパンツを履いていたのですが、トイレの際は腰か太ももまで裾をたくし上げていました。
トルクメニスタンのトイレ事情
初めに申し上げると、トルクメニスタンのトイレ事情はウズベキスタンよりも悪かったです。
注意が必要なことは以下の通りです。
- トイレはほとんど有料?
- トイレットペーパーは基本的に備え付けられていない
- 和式トイレは水洗ではないものが多い
- 場合によっては大地の上で用を足すこともあり得る
トイレはほとんど有料?
こちらはガイドに言われただけなので、どこまでが本当か分からないのですが、ホテルの部屋以外のトイレを使うときは1回1ドルと言われました。
現地の方に直接何かを言われたわけではないですし、張り紙がされていたわけでもないのですが、ガイドに使用料を払っていました。
トイレットペーパーは基本的に備え付けられていない
トルクメニスタンでは公衆トイレはおろか、首都アシハバードの高級ホテルの共有スペースのトイレやショッピングモールのトイレですらトイレットペーパーが備え付けられていませんでした。
基本的にトイレットペーパーがありませんので、ポケットティッシュを使うよりは日本からトイレットペーパーを1,2ロール持っていくことをおすすめします。
地獄の門・タルヴァザの宿泊所のトイレと、ホテルの部屋の中のトイレだけはトイレットペーパーが備え付けられていたのですが、いずれも水に流せないペーパーでした。
トイレが詰まってしまわないよう、備え付けのトイレットペーパーは水に流さず、トイレの中のくずカゴに入れるようにしましょう。
和式トイレは水洗ではないものが多い
遺跡などのトイレ、ガソリンスタンドのトイレ、小さい商店のトイレは、基本的に和式+水洗でない(いわゆるぼっとん便所)ことがほとんどでした。
床に穴が開いているだけで、場合によってはハエがたかっているようなトイレもありました。
はっきり申し上げて汚いトイレですが、用を足せる場所が限られていますので、汚いトイレも使う覚悟は必要です。
なお、水洗ではありませんので、トイレットペーパーは穴の中に入れてしまって大丈夫です。
このようなトイレの場合手を洗う場所がないこともあり、そのような場合に備えてウェットティッシュを持っていくことをおすすめします。
場合によっては大地の上で用を足すこともあり得る
特に地獄の門・タルヴァザに行く場合は何時間も砂漠の上をドライブすることになります。
途中のガソリンスタンドでトイレ休憩はできるのですが、何もないところでトイレに行きたくなった場合は、大地の上で用を足すことになります。
砂漠であれば、100~150cmくらいの低木が生えていたり、小高くなっている場所が多いので、幸か不幸か隠れる場所は十分にあります。
いわゆる野グソ・野ションをすることになりますが、切羽詰まった場合は覚悟が必要です。
もちろんですが、トイレットペーパーも手を洗うところもありませんので、トイレットペーパーとウェットティッシュは必需品です。
最後に
ここまでウズベキスタンとトルクメニスタンのトイレ事情についてご紹介しました。
いずれの国のトイレも日本とは事情が異なり、日本と同じように使うと問題が発生することがありますので、参考にしていただけると幸いです。
こちらの記事以外にもウズベキスタン・トルクメニスタン旅行に役立つ記事を書いています。記事の下にある関連記事もよければご参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。むいむい~
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