みなさん、こんにちは。いもむし・むいむいです。
今回はウズベキスタンとトルクメニスタンのトイレで注意すべきことについてご紹介します。
ウズベキスタン、トルクメニスタンいずれの国でも日本のトイレとは状況が異なりますので、参考になれば幸いです。
ウズベキスタンのトイレ事情
ウズベキスタンのトイレを使う上で注意すべきことは以下の4つです。
- 無料トイレと有料トイレがある
- トイレットペーパーが備え付けられていないことがある
- トイレットペーパーはトイレの中のくずカゴに入れる
- 和式トイレはドアに向かい合う形で使う
無料トイレと有料トイレがある
ヨーロッパなど他の地域でもたまに見かけますが、場所によってはトイレは有料です。
私が経験した限りですが、空港のトイレと鉄道の駅のトイレは無料でした。一方、観光地の公衆トイレは基本的に有料でした。レストランのトイレは店によって無料の所と有料の所がありました。
有料のトイレの場合は入口に金額が書かれており、だいたい1回2000~5000スムでした。トイレ代としてスムの小額紙幣をキープしておくことをおすすめします。
皮肉なのですが、無料トイレより有料トイレの方が汚かったり、設備が整っていない傾向があるなと思いました。
設備が整っていないというのは以下のような感じです。
- トイレットペーパーがない
- 和式
汚いトイレだと、上で述べた2つに加えてハエがたかっている+臭いという感じです。
唯一の救いは、私が経験したトイレがすべて水洗トイレだったことです。
トイレットペーパーが備え付けられていないことがある
無料トイレで顕著なのですが、トイレットペーパーが備え付けられていないことがあります。
ポケットティッシュを多めに持ち歩くか、トイレットペーパーを1ロール持ち歩くことをおすすめします。
トイレットペーパーはトイレの中のくずカゴに入れる
私が使ったトイレのうち、6割くらいはトイレットペーパーが備え付けられていましたが、いずれもトイレットペーパーはトイレの中のくずカゴに入れる形式でした。
水洗トイレであってもトイレットペーパーをトイレに流してはいけません。水に溶けるタイプのペーパーではないので、トイレに流すと詰まってしまいます。
私は気になりませんでしたが、肌触りは日本のトイレットペーパーよりゴワゴワしています。気になるようでしたら、日本からトイレットペーパーを持って行くとよいでしょう。
日本からトイレットペーパーを持っていく場合は、ペーパーは水に流しても大丈夫です(きちんと水に溶けることを確認しました)。
ポケットティッシュを使う場合は、トイレの中のくずカゴに捨てましょう。
和式トイレはドアに向かい合う形で使う
特に有料トイレでは和式トイレが多かったです。(無料トイレも一部和式でした)
基本的に日本の和式トイレと同じなのですが、水の流れ方の関係で、ドアに向かい合う形で使わないと流れるものも流れないという事態が発生してしまいます。またがる方向だけ注意しましょう。
また、ボトムスは和式トイレを使うときに床に擦りにくいものを履くことをおすすめします。
イスラム教の国なので、女性は体のラインが出ないゆったりしたシルエットの服が望ましいのですが、そのような服は得てしてトイレの時に裾を床に擦りやすいので、工夫は必要かもしれません。
私は基本的にワイドパンツを履いていたのですが、トイレの際は腰か太ももまで裾をたくし上げていました。
トルクメニスタンのトイレ事情
初めに申し上げると、トルクメニスタンのトイレ事情はウズベキスタンよりも悪かったです。
トルクメニスタンのトイレで注意すべきことは以下の4つです。
- トイレはほとんど有料?
- トイレットペーパーは基本的に備え付けられていない
- 和式トイレは水洗ではないものが多い
- 場合によっては大地の上で用を足すこともあり得る
トイレはほとんど有料?
こちらはガイドに言われただけなので、どこまでが本当か分からないのですが、ホテルの部屋以外のトイレを使うときは1回1ドルと言われました。
現地の方に直接何かを言われたわけではないですし、張り紙がされていたわけでもないのですが、ガイドに使用料を払っていました。
トイレットペーパーは基本的に備え付けられていない
トルクメニスタンでは公衆トイレはおろか、首都アシハバードの高級ホテルの共有スペースのトイレやショッピングモールのトイレですらトイレットペーパーが備え付けられていませんでした。
基本的にトイレットペーパーがありませんので、ポケットティッシュを使うよりは日本からトイレットペーパーを1,2ロール持っていくことをおすすめします。
地獄の門・タルヴァザの宿泊所のトイレと、ホテルの部屋の中のトイレだけはトイレットペーパーが備え付けられていたのですが、いずれも水に流せないペーパーでした。
トイレが詰まってしまわないよう、備え付けのトイレットペーパーは水に流さず、トイレの中のくずカゴに入れるようにしましょう。
和式トイレは水洗ではないものが多い
遺跡などのトイレ、ガソリンスタンドのトイレ、小さい商店のトイレは、基本的に和式+水洗でないもの(いわゆるぼっとん便所)がほとんどでした。
床に穴が開いているだけで、場合によってはハエがたかっているようなトイレもありました。
はっきり申し上げて汚いトイレですが、用を足せる場所が限られていますので、汚いトイレも使う覚悟は必要です。
なお、水洗ではありませんので、トイレットペーパーは穴の中に入れてしまって大丈夫です。
このようなトイレの場合手を洗う場所がないこともあり、そのような場合に備えてウェットティッシュを持っていくことをおすすめします。
場合によっては大地の上で用を足すこともあり得る
特に地獄の門・タルヴァザに行く場合は何時間も砂漠の中をドライブすることになります。
途中のガソリンスタンドでトイレ休憩はできるのですが、何もないところでトイレに行きたくなった場合は、大地の上で用を足すことになります。切羽詰まった場合は覚悟も必要です。
砂漠といえど100~150cmくらいの低木が生えていたり、小高くなっている場所が多いので、幸か不幸か隠れる場所は十分にあります。
もちろんですが、トイレットペーパーも手を洗うところもありませんので、トイレットペーパーとウェットティッシュは必需品です。
最後に
ここまでウズベキスタンとトルクメニスタンのトイレで注意すべきことをご紹介しました。
いずれの国のトイレも日本とは事情が異なり、日本と同じように使うと問題が発生することがありますので、参考にしていただけると幸いです。
ウズベキスタンとトルクメニスタンについては、他にも参考になる記事を書いています。
ウズベキスタンの記事一覧とトルクメニスタンの記事一覧もぜひご参照ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。むいむい~
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