みなさん、こんにちは。いもむし・むいむいです。
今回はアフリカのサファリを最大限楽しむ方法をご紹介します。
アフリカのサファリ
アフリカといえば、ライオンキングのような動物であふれるサファリをイメージする方は多いと思います。
実際、ケニア、タンザニアをはじめとする東部アフリカと、南アフリカをはじめとする南部アフリカには数多くの国立公園があり、それぞれ異なる風景と動物を楽しむことができます。
ただ、大自然の中のサファリは日本とは全く異なる環境ですので、準備が必要なのも事実です。
今回は、アフリカのサファリを最大限楽しむために準備すべきことをご紹介します。
サファリツアーのプランをよく確認しよう
アフリカのサファリはゲームサファリと言って、車に乗って国立公園内を移動しながら動物を見るスタイルが多いです。
ゲームサファリにはプロのガイド・ドライバーが必要なため、基本的に日本のツアー会社を通して、現地のサファリツアー会社を予約するのが基本です。
しかし、現地のツアー会社からは複数のプランを提供できるにも関わらず、日本のツアー会社からは1つのプランしか提示されないケースがあります。
そのため、ツアーを利用するご自身でプランを見定める必要があります。
ここからは、プランを考える上で役立つ情報をご紹介します。
サファリカーの車種を確認する
現地のサファリツアー会社は、サファリカーの車種も複数用意していることがあるようです。
私がケニアに行った際は、ランドクルーザーと4WDのハイエースを見かけました。
車種はランドクルーザーがおすすめです。動物に接近できるチャンスが高くなるのが理由です。
ハイエースと比べてランドクルーザーの方が悪路での走行性能が高いため、道が悪い場所にいる動物にも接近できます。
私のケースだと、ランドクルーザーがなかったらチーターを見るチャンスはありませんでした。
お値段は4WDのハイエースより高めになりますが、ランドクルーザーのために追加料金を払うだけの価値はあると思いました。
日本語ガイドを指定できるか確認する
日本のツアー会社から英語ガイドのオプションを提示されていたとしても、現地のサファリツアー会社は日本語ガイドのオプションを提供しているケースがあります。
日本語ガイドの中でも語学レベルの高い人と低い人がいることは事実ですが、英語が不安であれば日本語ガイドを指定できるか確認するとよいでしょう。
アフリカ渡航前の準備
アフリカには日本でかかることのない病気が蔓延しているケースがあります。
ご自身の健康を守るためにも、以下のことを準備しておきましょう。
黄熱病ワクチンの接種
特にウガンダやケニアは黄熱病に感染する恐れのある国としてリストアップされています。
ウガンダとケニアに行く場合は、黄熱病ワクチンを接種することをおすすめします。
また、ウガンダやケニアと併せてタンザニア、ルワンダ、南アフリカに行く場合、黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提示が義務付けられています。

むいむい
黄熱予防接種証明書(イエローカード)は黄熱病ワクチンを接種したら取得できます。
黄熱病ワクチン及び黄熱予防接種証明書(イエローカード)は一生涯有効です。
ただ、黄熱病ワクチンを接種できる施設は限られているうえ、接種日にも指定があります。
ご自身の渡航先のルールをよく確認したうえで、早めに準備されることをおすすめします。
マラリア予防薬の処方を受ける
マラリアの感染者・死者のほとんどはアフリカのサハラ以南で発生していることから、サファリがある地域もマラリアのリスクが高いと言えます。
病院で黄熱病ワクチンの接種をする場合、マラリア予防薬も同時に処方してもらえることが多いですので、マラリア予防薬も処方してもらうようにしましょう。
マラリア予防薬の種類によって服用方法が異なりますので、詳しくは医師・薬剤師にご確認ください。
観光ビザの申請
ケニア、タンザニア、ルワンダ、ウガンダに行く場合は、観光ビザの取得が必要です。
ご自身が渡航される国の情報を調べたうえで、早めに対応を始めることをおすすめします。
ツアー会社に観光ビザの取得をお願いすることもできますので、不安な方はツアー会社に相談するのもおすすめです。
各国の観光ビザに関する情報は以下の通りです。
- タンザニアの観光ビザ
- ルワンダの観光ビザ
- ウガンダの観光ビザ
ケニアの観光ビザ(ETA)の申請方法はこちらの記事をご参照ください。
アフリカのサファリに持って行くべきもの
アフリカ、とりわけサファリがある地域は日本ほど便利ではありませんし、サファリに参加するにあたっての持ち物も必要です。
ここからは、アフリカのサファリに行くときに必要なものをご紹介します。
帽子・サングラス・日焼け止め
ゲームサファリのときは、車の天井を上に上げますので、直射日光が当たります。

日差し対策として、帽子・サングラス・日焼け止めを持って行くのが良いです。
日焼け止めはSPF50以上のものが良いです。
マスク・フェイスカバー・バンダナ
サファリゲームのときは、車の天井を上に上げて大地を走行しますので、大量の砂埃がかかります。
砂埃を吸い込まないように、マスク、フェイスカバー、バンダナなどで口や鼻を覆うとよいでしょう。
ケニアだと日中は気温が30度くらいまで上がりますので、風通しの良い素材が良いです。
双眼鏡
ランドクルーザーに乗っていたとしても、動物を遠方からしか見られないこともあります。
遠方にいる動物を見る時は双眼鏡を重宝します。
また、双眼鏡は動物の模様や表情をよく見るのにも役立ちます。
本格的な双眼鏡ではなく、コンサートなどの時に使う双眼鏡でもよいですが、砂埃をかぶって汚れることは覚悟ください。
倍率は10倍くらいが良いです。
派手でない色の服
動物を刺激しないよう、派手な色は避けて、自然界にある色の服を持って行くようにしましょう。
茶色や、鮮やかでない緑色・黄色・青色などがおすすめです。
砂埃をかぶってもいいよう、汚れてもよい服をおすすめします。
上着
特にケニアは日中は30度くらいまで気温が上がる一方、朝晩は長袖でないと厳しいくらい冷え込みます。
半袖の上に羽織れるものがあるとよいです。
私は薄手のネルシャツとユニクロのウルトラライトダウンを使用していました。
また、ゲームサファリの影響で車内は常に砂まみれですので、汚れてもよい上着をご用意ください。
ウエットティッシュ
サファリの中や車内では手を洗う場所がかなり限られますので、ウエットティッシュを多めに持って行くことをおすすめします。
特にゲームサファリの後は、車に持ち込んだ荷物も砂だらけになりますので、荷物を拭くときにもウエットティッシュを重宝します。
虫よけスプレー・蚊取り線香
水辺に行く場合は必須アイテムです。
マラリアを媒介する蚊は水辺に多いですので、蚊よけ対策が必要です。
ホテルのベッドには蚊帳が付いていることが多いですが、虫よけスプレーや蚊取り線香も用意しておくのが良いです。
虫よけスプレーは効き目が強力なものがおすすめです。
サラテクトミスト リッチリッチ30はミストタイプですので、受託手荷物として飛行機で持ち運ぶことも可能です。

むいむい
アフリカに行くときは、DEETという有効成分が30%以上入っている虫よけスプレーがおすすめです。
12歳以下のお子様が同行する場合は、DEET含有の虫よけスプレーの使用に制限がありますので、旅行前に医師・薬剤師にご相談ください。
蚊取り線香は、火や電気を使わない電池式の蚊取り線香が使いやすいです。
モバイルバッテリー
アフリカは日本ほどライフラインがしっかりしていないため、深夜は電気が使えなくなったり、予期せぬ停電に見舞われることがあります。
私がケニアを旅行した際は、24時間電気が使えるロッジに泊ったにもかかわらず、ロッジの電気設備の不具合で停電に見舞われました。
電気が使えないとスマホの充電もできませんので、モバイルバッテリーを重宝します。
いつ停電になってもいいように、電気が使えるタイミングで、こまめにモバイルバッテリーを充電しておくとよいでしょう。

むいむい
モバイルバッテリーの飛行機内への持ち込みには制限があります。
ご自身がお持ちのモバイルバッテリーの容量(Wh, ワットアワー)を確認し、持ち込み可能な個数を確認するようにしてください。
詳細は利用される航空会社のホームページをご確認ください。
乾電池式のヘッドライト・ランタン
予期せぬ停電に見舞われる場合に備え、電池式のヘッドライトやランタンを持って行くことをおすすめします。
スマホのライトを使っても良いのですが、スマホの充電の消費を抑えられるよう、ライトは別で持って行く方が良いです。
ヘッドライトだと両手が空きますので、荷造り・荷解きや歯磨きの時に便利です。
一人の旅行だとヘッドライトだけでも良いでしょう。
同行者がいる場合はランタンも持って行くと、飲食やちょっとした作業のときに便利です。
乾電池
深夜の電力停止や急な停電に備えるため、電池式のアイテムをいくつかご紹介してきました。
それに伴い、乾電池も少し多めに持って行くことをおすすめします。
電池を袋にまとめて入れてもいいのですが、電池と電池が直接触れると通電して危険です。
新品の電池(ビニールに包まれた状態)を持って行くようにしましょう。

部屋履き
サファリの中もしくはサファリの近くで泊まろうと思うと、ロッジに泊まることが多いと思います。
中にはテントのような形の部屋もあり、部屋の中に砂を持ち込みやすい構造になっているケースも多いです。
部屋の中でも履物を履いた方が快適なので、宿によっては使い捨てスリッパが備え付けられているのですが、スリッパのない宿もあります。
部屋の中で外用の靴を履きたくない方は、スリッパやクロックスなどの部屋履きを持って行くのがおすすめです。
行きの飛行機で使い捨てスリッパをもらえる場合は、そのスリッパをそのまま使用しても良いでしょう。
酔い止め薬
サファリ周辺の道路は舗装状態が悪く、国立公園内は舗装された道はありませんので、車酔いしやすい方は酔い止めを持って行くのが良いです。
1つのサファリから別のサファリへの移動は、舗装された道を通る時間が長いのであまり揺れませんが、5時間以上のロングドライブになることもありますので、心配な方は長時間効く酔い止めを飲むのが良いでしょう。
夕方からのサファリの時だけ酔い止めを飲みたい場合は、短時間(3時間くらい)だけ効く酔い止めでも問題ないかと思います。

むいむい
旅行期間中にマラリア予防薬など、他に服用する薬がある場合は、旅行前に医師・薬剤師にご相談ください。
最後に
ここまで、アフリカのサファリを最大限楽しむ方法についてご紹介しました。
こちらの情報を基に、日本では決して味わえないアフリカの広大な自然と野生の動物を存分に楽しんでいただけますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。むいむい~
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