みなさん、こんにちは。いもむし・むいむいです。今回はイギリスのロイヤルオペラハウスのチケット予約方法と、予約に際しての注意事項についてご紹介します。
英ロイヤルオペラハウスとは
イギリスのロイヤルオペラハウスは世界的に有名な歌劇場で、ロンドンのCovent Gardenにあります。
バレエに関しては、吉田都さんや熊川哲也さんが所属していたことでも知られ、現在に至るまで多くの日本人ダンサーが活躍されています。
チケット予約方法
チケット予約の手順は以下の通りです。
- ロイヤルオペラハウスの公式サイトのトップページ上部にあるTICKETS AND EVENTにカーソルを合わせ、WHAT’S ONをクリックします。(スマホサイトの場合は、公式サイトのトップページ右上にあるMENUをタップすると、TICKETS AND EVENTをはじめとする選択肢が出てきます。)
- WHAT’S ONのページから行きたい日時と演目を選択します。
- Buy Ticketをクリックします。
- Use our seatmapをクリックします。
- 空いている席が、値段ごとに色分けされた〇, R(舞台の一部分が見えない席), S(立見席)で表示されます。予約済みの席は灰色になります。
- 目的の席をクリックすると、その席から舞台を見たときの景色(Stage view)と座席そのものの写真(view seat)を確認できます。2枚の写真は写真右上のStage view又はview seatで切り替えできます。選択した席に関して注意事項がある場合は、写真右側のFurther detailsに記載されます。席の特徴については後でご説明します。
- Selectをクリックします。
- 席を選択し終わったら、画面右下に現れるAdd to basketをクリックします。この時点でBasketに入れた席は30分間キープされます。
- プログラム、シャンパン、アイスクリームを事前決済する場合は、Enhance your experienceのAddをクリックし、必要なものの量を選択します。これらについては後で詳しくお話しします。
- Suggested Donation(寄付金)3ポンドが自動で選択されていますので、金額を変更する場合はCHANGE、寄付しない場合はREMOVEを選択します。
- Check outをクリックします。
- アカウントを持っている場合は、SIGN INからメールアドレスとパスワードを作成します。アカウントを持っていない場合はREGISTERから登録します。
- Pay by cardを選択しクレジットカード情報と住所を入力する、もしくはPaypalでの支払いが可能です。クレジットカードよりPaypalの方が為替レートは高めに設定されている印象でした。また、Account creditも選択可能です。Account creditについては「キャンセルに関する注意事項」で詳しく説明します。
ロイヤルオペラハウスでは舞台の裏側ツアー(BEHIND THE SCENES TOUR)も実施されています。その予約方法もここで述べた方法と同じですのでご参照ください。
舞台の裏側ツアー(BEHIND THE SCENES TOUR)の詳細はこちらのブログ記事をお読みください。
キャンセルに関する注意事項
2024年10月時点の情報では、公演24時間以内に席をキャンセルする場合、チケットの金額から手数料4ポンドを差し引いた金額がAccount creditに登録されます。
Account creditはチケットの購入などロイヤルオペラハウスで購入するものに使用できる金券のようなもので、有効期限は3年です。(ロイヤルオペラ/バレエの日本公演では使用できません)
返金はされませんのでご注意ください。念のためロイヤルオペラハウスにも問い合わせてみましたが、返金はできないとのことでした。
Account creditは購入日ごとにコードが割り振られていますので、決済時にどのコードを使用するかが選択できるようになっています。
Account creditを使って予約した内容をキャンセルした場合、直近のキャンセル日で再度Account creditに登録されます。Account creditの使用回数に制限はないようです。
内容は変更されることがありますので、詳しくはキャンセル・返金に関するページをご確認ください。
各席の特徴
Orchestra stallは1階席前方の席で、値段も高く見やすいかと思われると思いますが、G列くらいから前は席の傾斜がありません。H列から後ろになると多少傾斜がつきますが、比較的緩やかな傾斜です。
前の方に遮られて舞台がよく見えない可能性がありますのでご注意ください。私の場合は自分と同じくらいの背格好の方が前に座られましたが、ダンサーの足元が見えにくかったため、コートをお尻の下に敷いて少し座高を上げて鑑賞しました。
Stalls circleは1階席後方の席で、Orchestra stallとは通路を隔てているだけです。幕間に色々なフロアを探検した印象では、演者の見え方は小さくなりますが、舞台の全景は見やすそうな印象でした。
Donald Gordon Grand Tierは2階席です。幕間に探検した印象では、舞台が近く見える良席だと思いました。後列の一部の席では柱に視界を遮られたりするかもしれませんが、次公演を見るときは1,2列目を狙いたいと思いました。
ただ、ロイヤルオペラハウスの会員が先に取ってしまっている可能性があります。私が予約した際は2階席の1,2列目は完売していました。
Balconyは3階席です。席の見え方はDonald Gordon Grand Tierと似ていますが、舞台との距離は遠くなる印象です。このあたりから席の前後で急な傾斜がついてきます。
Amphitheatreは4階席で、お値打ち価格のチケットが多く販売されているエリアになります。このエリアになると席の前後でかなり急な傾斜がついています。私は高所恐怖症ではないですが、それでも歩くのが少し怖く感じましたので、その点については注意が必要です。
プログラム、シャンパン、アイスクリームの事前決済
これらをチケット購入の際に事前決済する場合、決済完了後にQRコードがメールで送られてきます(※チケットのQRコードとは別です)。
プログラムであれば、送られたQRコードをロイヤルオペラハウス内のショップのレジで見せるだけでOKです。シャンパンとアイスクリームもQRコードをカフェないしはレストランで見せればOKです。
当日購入することも可能なのですが、売り切れてしまう可能性があることと、公演当日はオペラハウス内が全体的に込み合いますので、絶対に購入するだろうと思われるものは事前決済しておくことをおすすめします。
私は食べたことがないのですが、アイスクリームは人気で売り切れることがあると聞いたことがあります。パンフレットも売れ行きは良さそうでした。
最後に
ここまでイギリス・ロイヤルオペラハウスの予約方法と予約に際しての注意事項についてご紹介しました。
ロイヤルオペラハウスからロンドンヒースロー空港までのルートについて書いた記事もあります。よろしければ、こちらも参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。むいむい~
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