みなさん、こんにちは。いもむし・むいむいです。
今回はイギリス ロイヤルバレエの昼公演直後に帰国便に乗る際の注意事項についてご紹介します。
英ロイヤルオペラハウスの公演時間
イギリスのロイヤルオペラハウスは世界的に有名な歌劇場で、ロンドンのCovent Gardenにあります。
ロイヤルオペラハウスではオペラとバレエの公演がありますが、オペラ・バレエともに昼公演(マチネ)と夜公演(ソワレ)があります。
日によって昼公演と夜公演の両方ある日と、昼公演のみもしくは夜公演のみの日があります。
今回私は13時開始・2時間45分(幕間の時間を含める)の公演に行きました。
イギリスから日本への帰国便
直行便に絞って話をすると、ロンドン・ヒースロー空港と羽田空港を結ぶ便が、日本航空、ブリティッシュ・エアウェイズ・全日空から出ています。
9時から13時までは日本航空とブリティッシュ・エアウェイズから帰国便が出ています。
昼公演直後の帰国便となると、自動的に夕方以降の便を使うことになります。
サマータイムかウィンタータイムかによってフライトの時間が変わるものの、夕方以降の便であれば、日本航空・全日空の各1便が候補になります。今回、私は日本航空の便を利用しました。
日本航空 | 18:30発(10/27〜3/30) |
日本航空 | 19:20発(4/1~10/26) |
全日空 | 19:00発 |
公演前日までに準備したこと
公演前日までに、以下の4つを準備しました。
- ロイヤルオペラハウスからTottenham Court Road駅までの道順を確認しておく
- ロイヤルオペラハウスのあるCovent Garden付近は道が複雑です。
- 昼公演直後に帰国便に乗る場合、迷子になる時間は許されませんので、可能なら現地で、最低でも地図アプリなどで道を確認されることを強くおすすめします。
- お土産を買う
- 公演当日にお土産を買うと大荷物になる場合があります。ロイヤルオペラハウスにはクロークがありますが、公演直後は込み合いますので、今回のようにタイトなスケジュールの場合は利用はおすすめしません。
- 液体物をお土産として買う場合、預け荷物の中に入れる必要がありますが、タイトなスケジュールの場合は、荷物をパッキングしなおす時間も惜しいので、お土産は前日までにすべて買ってしまい、預け荷物としてまとめておくことをおすすめします。
- ヒースロー空港の荷物預け所の予約
- ロンドン・ヒースロー空港の各ターミナルにExcess Baggage Companyという荷物預け所があります。
- 予約しておくことで、当日荷物を預ける&引き取る時間を短縮できます。
- 予約方法は「Excess Baggage Company」の項でご説明します。
- 荷物の整理
- クロークを使わなくてもよいよう、下記3つに荷物を分けました。
- 公演に必要な荷物
- 必要最低限の量にして、大きめのハンドバッグに入れました。
- この荷物を持って公演に行きました。
- 飛行機に乗る直前 & 機内で必要な荷物
- 着替えなどをボストンバッグに入れて荷物預け所に預けました。
- 荷物を引き取った後は、「公演に必要な荷物」と合わせて機内持ち込み荷物としました。
- それ以外の荷物
- スーツケースに入れてExcess Baggage Companyに預けました。
- 荷物を引き取った後、受託手荷物としてチェックインの時に預けました。
- 公演に必要な荷物
- クロークを使わなくてもよいよう、下記3つに荷物を分けました。
Excess Baggage Expressの予約方法
Excess Baggage Expressの「Book Online in Advance」のページから予約します。
手順は以下の通りです。

- 「Airport Left Luggage」をクリックします。
- 「London Heathrow Airport – Terminal 3」を選択します。
- 日本航空はロンドン・ヒースロー空港のターミナル3から出発します。
- 「Drop off」の欄に荷物を預ける日時を入力します。
- 朝5時から15分刻みで指定できます。
- 同様に、「Collect」の欄に荷物を引き取る日時を入力します。
- 夜9時まで15分刻みで指定できます。
- 引き取り時間を過ぎて預けていると、延長料金がかかりますので、余裕を持った時間を入力するのがおすすめです。
- 「Book Now」をクリックします。
以下のようなページに遷移します。

- 「Your Details」に氏名、電話番号、メールアドレスを入力します。
- 「Payment Details」にクレジットカードの情報を入力します。
- 「Billing Details」に住所を記入します。
- 日本の住所を記載して問題ありません。
- 画面をスクロールして、「Book Now」をクリックすると、予約完了です。
予約が完了すると、QRコードと一緒にメールが来ます。当日はスマホもしくは印刷した紙でQRコードを見せればOKです。
公演&帰国便当日のスケジュール
公演&帰国便当日はこちらのスケジュールに従って動きました。
午前中:大きな荷物をヒースロー空港の荷物預け所に預け、ロンドン中心地に戻る
13時~16時:公演(カーテンコールの時間を含む)
16時~17時 :ロイヤルオペラハウスからロンドン・ヒースロー空港まで移動
17時~17時30分:荷物預け所からスーツケースを受け取り、チェックイン
18時30分:帰国便出発
以下の内容を踏まえると、途中で迷子になったり電車が遅れることが許されない、かなりタイトなスケジュールとなります。
- ロイヤルオペラハウスからロンドン・ヒースロー空港までは、Elizabeth Line(紫色の路線)で1時間程度かかる
- 日本航空のロンドン・ヒースロー空港における搭乗手続きが出発時刻3時間前~60分前(今回のケースだと最終搭乗手続き時刻が17時30分)
公演当日の午前中
まず、ロンドン・ヒースロー空港に大きな荷物を預けに行きます。
日本航空はロンドン・ヒースロー空港のターミナル3から出発しますが、最寄りの荷物預け所はターミナル3の到着ロビーにあります。出発ロビーには荷物預け所はありません。
エリザベス線のHeathrow Terminals 2 & 3駅から外に出て左手、「Arrivals」と書かれた建物に入ります。

Excess Baggage Companyのカウンターで、予約完了時に受け取ったQRコードを見せ、荷物を預けます。

スムーズにチェックインカウンターに行けるよう、外の掲示板から航空会社のカウンターがどこか事前に確認しておくのもよいと思います。
私がイギリスに行った当時、日本航空はDカウンターにありました。

荷物を預けた後は公演まで自由時間なので、昼食はこの間に済ませます。
公演後
公演が終了したら、余韻に浸る間もなくすぐにロイヤルオペラハウスを出てTottenham Court Road駅に向かいます。
私が通った道はこちらです。このルートで徒歩10~15分でした。

まず劇場内からカフェテリアを向いて左手にある出口から、Covent Garden駅の方向に向かいます。


Covent Garden駅を通り過ぎてまっすぐ進むとJack Wolfskinがあるので、手前で左に曲がります。しばらくまっすぐ進むと、Matildaの劇場が見えてきます。

Matildaの劇場を通り過ぎてまっすぐ進むと、つきあたりにODEONと書かれた建物(映画館)があるので左に曲がります。
しばらく歩くと右手にハリーポッターと呪いの子の劇場が見えてきます。

ハリーポッターと呪いの子の劇場に向かって右手にしばらくまっすぐ歩くと、Elizabeth Line(紫色の路線)があるTottenham Court Road駅に到着です。
Tottenham Court Road駅からElizabeth Line(紫色の路線)でHeathrow Terminals 2 & 3駅に向かいます。だいたい1時間くらいかかります。
帰国便に間に合ったのか?
先客がいた関係でロンドン・ヒースロー空港での荷物の受け取りに時間がかかったものの、最終搭乗受付時刻までにチェックインを済ませることができました。
空港内で呼び出されたりすることもなく、航空会社のラウンジに15分程度立ち寄ることもできました。
今回は綿密な事前準備をしたことと、ロイヤルオペラハウスからTottenham Court Road駅まで迷わず行けたことに加え、ロンドン・ヒースロー空港までの電車が遅れなかった幸運のおかげで、帰国便に間に合うことができたと考えています。
イギリスの交通機関は日本と比べて遅れる確率が高く、ストライキが発生することもありますので、リスクのあるスケジュールであることは間違いありません。
実際にロイヤルオペラハウスの昼公演直後に帰国便に乗られるかどうかは、自己判断でお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございました。むいむい~
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