みなさん、こんにちは。いもむし・むいむいです。今回は機内での貴重品の管理方法についてご紹介します。飛行機に数十回乗った経験からおすすめの方法をご紹介します。
機内での盗難事件
寝ているときやお手洗いに行くときは持ち物から目が離れますので、盗難リスクが上がります。特に一人旅だと荷物を見張っておいてもらうことができませんので、自分で貴重品を守る必要性が出てきます。
実際、2024年7月3日 クアラルンプール発ホーチミン行きのAir Asiaの機内で3名の乗客から現金やクレジットカードを盗まれる事件がありました。長距離フライトはもちろんのこと、わずか2時間の短距離フライトでも油断は禁物です。
在ホーチミン日本国総領事館からも航空機内での窃盗被害に係る注意喚起が出されています。
特に東南アジアを旅行される際は、機内での盗難事件に注意が必要そうです。
機内での貴重品の管理方法
私自身は機内での盗難に遭ったことはありませんが、私なりの機内での貴重品の管理方法についてご紹介させていただきます。
旅行に持っていく貴重品は最低限に抑える
元も子もないようですが、貴重品の数が少ない方が管理がしやすいのは間違いないです。
私は、財布3つ(メインの財布1つとサブの財布2つ)、スマホ、デジカメ、パスポートを持っていくようにしています。出張など理由があるときはパソコンを持っていくときがありますが、よほどの理由がない限り上記以外の貴重品については、持たないようにしています。
財布は盗難に備えてメインの財布1つと、サブの財布を最低1つ用意するのがおすすめです。中身は下記のようにしています。
- メインの財布: メインで使うクレジットカード、現地の通貨
- サブの財布1:サブで使うクレジットカード、現地の通貨
- サブの財布2:日本円 →現地に着いてからは鍵をかけたスーツケースに入れています
パスポートの扱い
パスポートは海外旅行するうえで命の次くらいに大切なものです。ですので、パスポートは機内であるかどうかを問わず、旅をしている最中は常に身に着けておくべきと考えています。
私はネックポーチにパスポートと少額の現金を入れ、服の下に入れています。機内はもちろん、到着後観光をするときも同様です。
服の下にネックポーチを入れることで、盗難に遭う確率はかなり下げられると思われます。
財布・スマホの扱い
財布やスマホなどパスポート以外の小さな貴重品については、巾着にひとまとめにし、フライトの間中手元に持っています。お手洗いに行くときも、この巾着を持っていきます。
ウエストポーチでもいいのですが、シートベルトもあってお腹周りが苦しくなりますので、個人的には巾着のひもを手首に通して過ごす方が楽に感じます。
空港に着いてから小さな貴重品をひとまとめにしておくと、保安検査の時に貴重品をひとまとめにして出せますので、スムーズにチェックが受けられますし、紛失の可能性も低くなるのでおススメです。
お手洗いに行くときに歯磨きなどをする場合は、飛行機に乗ってから歯磨きセットを巾着の中に入れてもいいかもしれません。
※保安検査の際は液体物と貴重品は分けて提示する必要がありますので、歯磨きセットを巾着に入れるのは、少なくとも保安検査を終えてからが良いです。
パソコン・タブレットの扱い
先に述べたクアラルンプール発ホーチミン行きでの盗難事件では頭上の収納棚に入れた荷物から貴重品が盗難されました。
在ホーチミン日本国総領事館からも「極力、収納棚に入れた手荷物内に入れることなく、可能な限り身体に近いところで保持するようにして下さい。」との注意喚起が出ています。
自分の前に座席がある場合は、手荷物は足元に置くのが良いです。荷物が多い場合は、貴重品が入っていない荷物を収納棚に上げ、パソコンなど大きい貴重品が入ったカバンを足元に置くのが良いでしょう。
足元に荷物を置いておけば足が邪魔になりますので、寝ている間に勝手に荷物を開けられる危険性は低いかと思われます。
前に座席がないときに、大きな貴重品を持っている場合
前に座席がない場合は、足元に荷物を置くことができません。その場合は、離着陸時を除いて大きな貴重品(パソコンなど)を座席の横、ないしは背中側においておくのが良いかと思います。
離着陸時は荷物を座席に置くことができません*ので、離着陸時は大きな荷物はすべて収納棚に上げる必要があります。離着陸時は泥棒も含めて席を立つことができませんので、盗難のリスクは低いのではないかと思われます。
*経験上、小さな貴重品を手に持っている程度であれば許される印象です。
最後に
ここまで機内での貴重品の扱い方についてご紹介しました。皆さんの海外旅行の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。むいむい~
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